うん日のへにより

もやしと豚肉を炒めたやつ

お前の膝小僧の名前

 電車に揺られて帰り中。

 一昨日に彼女の家に着いた。夕方頃だったので酒を飲みながら冷やし中華を作った。彼女は来週夏休みなので、その直前の追い込みの時期だった。なので仕事が思っていたよりも長引いてしまって、たしか22時頃に駅で会うことができた。改札から出てきた彼女は僕を見るなり逃げ出した。捕まえて抱きしめた。

 一緒に冷やし中華チンゲンサイを醤油とラー油で和えたものや玉ねぎスープを食べた。彼女はかなり疲れていたし、僕は割と酔っていて、ぐてぐてな木曜日だった。

 次の日の朝の10時頃、彼女と最寄り駅まで歩いていった。彼女の出勤を見送ると、コンビニで酒を買った。

 部屋の掃除をするか考えた。普通に喜んでくれるだろうか、あるいは勝手に色々触れたことを嫌がられるだろうか。嫌がられるかもしれない。だけど掃除しよう。エゴ掃除だ。

 僕はまず洋服を畳んだ。彼女が一生懸命働いている中、僕は酒を飲んでいる。僕は酒を飲みながら、洋服を畳んでいる。悪行のなかで善行をしているから、まあ悪行だろう。

 畳み終えて、次に床を掃除しようと思った。ちりとり、クイックルワイパー、床ふきシートを発見した。

 目が覚めると夕方の5時になっていた。酒を飲みすぎて寝てしまっていたらしい。僕は熱で溶かした鉄のようにベッドの上から流れ出た。

 それからちりとりをかけ、クイックルワイパーでから拭きをした後、水拭きをした。それでとりあえず掃除を終えた。

 仮に彼女が定時である19時に上がったとして、家に着くのは20時だから、19時には作り始めたい。だからおつかいは18時に行くべきで、現在の時刻も18時だ。

 僕は彼女の本棚にある料理本を見たり、ネット検索したりして急いで夕飯を決めた。必要な材料から今家にある材料を引いたメモをつけて、スーパーへ行った。

 帰ってきて、

 そんで色々あって、

 夜中に吐きそうになったりして、

 彼女がお粥を作ってくれて、

 チェリーパイで、

 おっぱい触りすぎて怒られて、

 今実家で座っています。

 

 彼女はかなり仕事が大変で疲れていたし、僕は酒を飲みすぎて寝てる時間が長かった。だけど会えてよかったなん。