パン屑

　今朝はスクランブルエッグとトーストにした。トーストを左手に、フライパンを右手にテーブルにつく。テーブルの上に長座になると左のお皿にトーストを、右のお皿にスクランブルエッグ置く。ここでケチャップを忘れたことに気がついて立ち上がるとトーストは明後日へ投げ出され、スクランブルエッグは足の甲へべちゃりと落ちた。
　足の甲にスクランブルエッグを乗っけたまま冷蔵庫へ向かいケチャップを手に入れテーブルへ戻る。再び長座になり、スクランブルエッグを甲からお皿へ戻したい。しかしフォークがないではないか。立ち上がりフォークを取りに行った。スクランブルエッグが足の甲へ落ちることはなかった。
　フォークを手にしてテーブルへ戻る。長座になり、フォークを使ってスクランブルエッグをお皿へ戻す。ケチャップをかける。少し体を曲げ、フォークでスクランブルエッグをつつき一口食べる。次に左のお皿からトーストを持ち上げ一口食べようと思うがそこにトーストはない。左前の床で日なたぼっこしているトーストを見つける。立ち上がるとスクランブルエッグが足の甲へべちゃりと落ちた。ケチャップがひんやりする。
　トーストを回収し、テーブルへ戻る。長座になり、フォークを使ってスクランブルエッグをお皿へ戻す。そしてトーストを一口かじる。おいしい。
　長座体前屈をし、右足の右隣にあるリモコンを手に取りテレビをつける。星野源が取材陣に囲まれている。十本前後のガンマイクを向けられて「こんな数見たことない。」とトンツカタン森本のよな反応をする。丁寧に、だけれども笑いも挟みながら対応する星野源。時間が来たらしくはけようとしている時に「火曜日のハグはなされてきましたか？」という質問をした記者がいた。やかましかった。
　トースト、スクランブルエッグ共に食べ終えた。食後のコンソメスープを飲もうかなと思う。