うん日のへにより

もやしと豚肉を炒めたやつ

お笑いコンテスト全部夢

 たまゆら学園と野球をする夢を見た。あれは19歳の頃、統合失調症やら何やらで意味の分からなかった時期、記憶に無い時期、僕はたまゆら学園と野球をしていたらしい。髪の毛がもじゃもじゃで白いタンクトップを着た僕はモップを持ってマウンドへ上がる。りなちゃんが投げる。モップに球が当たり後方へ球が跳ね返った。僕は一塁へ向かって走りだした。

 その映像をうつらうつらと見ていた僕はコメント欄に書き込みをした。「髪がもじゃもじゃでガリガリの男は俺だ。」すると枕元のおでんさんと対話することになった。僕は統失モード全開でおでんさんに話しかける。しかしおでんさんはさらに妄想全開で応対してきた。僕は狼狽えて苦笑いし「…あ、はいっ。」と言う有様になった。

 完敗した僕はギリジンとお笑いコンテストに出ることになった。ネタを作り、うろ覚えでやった本番、めちゃめちゃスベった。ギリジンという最強のウェポンおるのにこんなにスベるなんて俺全然面白くないんじゃん。黒歴史作ってもうたーぴえん。

 るいちゃんと反省会になった。

「俺は会場についたらまず清掃するのがいいと思う。お客さんには気分良くお笑い楽しんでほしいから。」

 賛同を得られるかと思ったけど、違った。

「本当にそれでいいのかな。軸がブレてない?私達がやりたいのはお笑いでお客さんを笑わせることであって、清掃でお客さんの気分を良くすることでは無いでしょ。そんなことしてる時間があるならもっと面白いネタを作るために充てた方がいいと思う。」

 ぐーの音。

「俺、もっと面白くなりてえよ。ぜってえお客さんをいっぱい笑わせられるようになるよ。」

 そう誓って夢から覚めた。